生きものたち

秋になるとてんとう虫やカメムシがすきをみて家に入ろうとします。また、「くっさん」と呼ばれる巨大毛虫が、5年に一度大発生し、栗の木に登ってゆきます。夕方、残飯を穴に捨てると、10分もしないうちにキツネがやってきます。また、冬に鳥のえさ台に米粒を置くと、これまた1分以内にカケスが向かいの山から飛んできます。世界はテレパシーで繋がっているようです。自分でも一番びっくりしたのは、ふろのかまどに紙くずを入れたとき、カメムシが必死に出てきたことです。紙くずに紛れ込んでいたようです。灰にまみれながら、間一髪で這い出してきました。どんな生き物も生きようとする力は絶大です。