薪の生活

我が家の生活の主役は薪です。暖房、調理、風呂にいたるまで薪を使います。薪は無料でりんご農家からもらっています。ここは高原なので、朝晩は冷えますが、薪ストーブとの相性はいいです。寒い日はストーブが焚けるので楽しいです。石油ストーブは、肌がかさかさして、不快ですが、薪ストーブの輻射熱はからだに浸透するので心地よく暖かいです。睡眠はロフトなので朝まで暖かいし、外出して帰ってきても、火は消さないので、ほんのり暖かさが残っています。この原始的な火が実はいちばん便利です。薪ストーブで発生する熾きも、囲炉裏こたつに移して使います。一回入れれば、半日は暖かいです。


いろりのある風景
薪ストーブから熾きを移してもちを焼いたりします。
いろりこたつ
これも同じくストーブから熾きを移せば、一日中こたつが暖かいです。
キッチンストーブ
キッチンストーブは薪で料理できるし、パンも焼けます。


樽の薪風呂

冬は入れないですが、夏にはほたるをみながら入ります。薪で風呂を沸かすと、水のクラスターが小さくなるせいか、とろっとして滑らかなお湯ができます。からだの疲れは芯からとれる気がします。

いまや「オール電化」がはやりですが、「火を使わない生活」というのは、へんてこな言い草です。それにIHヒーターはマイクロ波を食材に当てるわけで、電子が奪われれば、食べ物は酸化します。そうした食べ物がからだに入れば、電子を奪うので、からだは酸性化してしまいます。まして、許容範囲を超えた電磁場が細胞に放射されれば、赤血球に悪い影響があるでしょう。

 薪はただですが、りんご園に行ってりんごの木をチェーンソーで切ることもおおく、行きかえりのガソリン代などを含めるとお金はかかっています。薪割りはいまのところ手で割っていますが、そのうち薪割り機などを使い出すと、さらにコストアップします。

ちなみに、薪の場合CO2を出しても樹木に吸収されるようです。

〔燃料別のCO2排出量〕

薪を燃やして排出されるCO2を「1」とした場合

1

3.9

2.6

3.2

灯油

天然ガス

LPガス