ナチュラルライフのすすめ



since December 15 2007


ライフスタイルをどうすれば、地球星の住人としての責任が果たせるのか、自分なりに考えてきました。そんなライフスタイルをご紹介したいと思います。
小さいころから、どうしても納得できなかったことは、東京湾がどんどん埋められ、川の水が涸れてゆき、野原がマンションや道路に蔽われていったことです。今でも自然という高度なメカニズムを壊してまで、偽りの豊かさを手に入れることに、どんな価値も感じません。山も森も海も人が手を出さなければ、共存共栄であり、最も豊かな生態系が維持されているのです。ぼくは昭和30年代生まれですが、五歳のころ、父親に連れられて江戸川まで出かけました。河口付近まで釣り舟で下りながらカレイなどを釣りました。ありとあらゆる魚がたくさん泳いでいて、モリでついても捕れました。それ以来、現代文明が自然を破壊していくのを不思議に思いながら大きくなりました。そうして大人になったぼくは、自然破壊を助長するような仕事や生活スタイルはなるべく避けるように心がけました。また働きすぎると、その分資源が浪費されるので、賃金労働は最小限で生きてきました。人が一生の大半を賃金労働に従事していることも、到底容認できないことでした。それに現代社会では、仕事が限りなく分業化しているので、不完全燃焼のストレスがあります。お金を稼ぐために、一部の能力を使うだけの生活を続ければ、人間性は薄れてゆきます。マイホームと呼ばれる家も、画一的でなんの面白みも赴きも感じないです。テレビもほとんど見ないようにしています。それは人生における最低の過ごし方です。そこは二次元の世界で、全くリアリティがありません。一日中テレビ放送を流す必要など全くないです。それは、ユダヤの陰謀で、日本人を白痴化し、支配するためのワナです。
それに対してぼくは、生活そのものが娯楽になるような牧歌的生活がしたかったです。三次元の世界でちゃんと生きていることを感じたかったです。そうして、よりトータルで豊かな生活を実現するため、ぼくは家をすべて自分で作ることにしました。東京を脱出した当初、山梨や屋久島にも住んでみましたが、薪の生活をしたくて信州を定住地にしました。この地において、できる限りお金にも医者にも頼らない生活を目指したのです。