川であそぶ

ピカピカの高級車にはのりたくないです。むしろカナディアン・カヌーを載せても似合うような車に乗りたいです。川をカヌーで下ると、普段見えない景色が広がっています。それに川に親しむと、川や自然を大事にしようという気持ちが湧いてきます。日本の現代生活は、川が身近ではないです。むかしカンボジアに行ったとき、まだ、川で洗濯したり食器を洗ったりするのを見ました。水牛が当たり前のように川岸にいたりする風景も印象的です。カンボジアは国の財政が貧乏なので、護岸工事もしないし、その分自然は豊かです。日本はまるで逆。わざわざ巨額な税金を使って干潟を埋めたりしました。そのままで豊かな自然を破壊してしまいました。そのままの自然の価値をお金には換算できないです。その価値はいくらお金があっても買えないです。テトラポットなどは、醜い物体です。川や海から眺めると、特にその醜さが目立ちます。もっと多くの人が川や海に親しめば、景観は変わってくるかもしれません。また、ダムが全く必要ないことも、わかってきましたが、そこは専門家におまかせしましょう。
田中優氏の「ダムはムダ編」